【本当にあった怖い話vol.3】異世界への誘い


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待望のシリーズ第三弾です。

これは僕の友人が実際に体験した出来事です。

 

大学3年生の頃

僕は大学入学時にヨット部に入部しました。身長164cmなので高身長じゃなくても活躍できるスポーツ系の部活に入ろうと思ったからです。

 

練習はキツいものの同期に恵まれたことと、練習終わりのアルコールが殺人的に美味かったこともあり何とか続けることが出来ました。

 

部員にお酒好きが多くいたため飲み会は悲惨でした。いわゆる大学の飲みサーの飲み会で、コール三昧の飲みまくりの吐きまくりです。この日も足元がおぼつかないくらい酔っ払いました。

 

1次会が終わった後も2次会3次会と梯子するものの、いつものように終電組と一緒に帰ることにしてJR山手線の最終電車に乗り込みました。

いつになく酔っ払っていたので同じ駅に住んでる友達に起こしてくれと頼み、直ぐに眠りにつきました。

 


少し寝て目が醒めると、真っ暗闇で誰もいない空間に移動していました。

 

何もない真っ暗な世界

 

異世界に迷い込んだか、パラレルワールドに行き着いたか。

 

当時2ちゃんねるで、電車に乗っている時は異世界に行きやすいというのを見ていたのを思い出し寒気がした。

 

真っ暗闇でなんの物音も聞こえない

 

1人取り残された孤独な世界

 

もう元の世界に戻れないかもしれない

 

そんな恐怖が襲いかかる。

 


少しして暗闇に目が慣れてくると、遠くの方で赤いランプが点灯していることに気づきました

 


何かが誘っているような気配

 

赤いランプの先に何かがいるのか、元の世界への出入り口か

 


行くべきか行かないべきか悩んだ末

 

 


再び眠りにつくことを選びました。

 

 

次に起きるといつもの山手線の車内でした。

 


いつもと違うところといえば網棚の上に寝ていたことくらいです。


小柄な僕は部活の先輩たちに抱えられ網棚の上に乗せられて爆睡していたようです。

 

同じ駅で降りる友人が起こしてくれず駅員にも見つけてもらえなかったため、運悪く車庫まで運び込まれてしまいました。

 

満員の山手線の車内。周囲の冷たい視線が集まる中そそくさと網棚から降りて電車から抜け出し、いつもと変わらなぬ日常に舞い戻りました。

 

まとめ

急に暗闇のなかにほっぽり出されるのも怖いけど、酒に酔い潰れてたからってよく分からない場所で二度寝する図太い神経が怖い。

 

酔っ払ってるからって網棚の上に人を乗せる飲み人がいるのも恐怖。

 

 

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