【本当にあった怖い話vol.1】浅草ポルノ座での怪奇!
突然ですが、僕は怖い話が大好きです。特に夏にみんなで輪を作って肌を寄せ合い怖い話をするの!楽しくないですか?
最近は、怖い話を持っている人に出会わないので、夏に向けた怪談ネタのレパートに加えてくれたら幸いです。
今回は、浅草のポルノ座で起きた出来事をご紹介します。
浅草ポルノ座の怪奇
僕が大学一年生の元旦に起きた出来事です。年末年始のカウントダウンと元旦は、高校時代の友達と過ごすのがお決まりコースでした。
その年は、池袋サンシャインシティーのカウントダウンイベントに参加した後に、早朝から浅草を彷徨っていました。
寝ずにふらついていたので、体力もなくカフェかなんかで休憩しようと思った矢先、ポルノ座がありました。
※ポルノ座とはアダルト映画専門の映画館です。
謎のポルノ座
寂れた小さなポルノ座で地下に劇場があります。【元旦限定¥1000】の表記があったのを覚えています。
仮眠をとりたかったのと、ポルノ座に入ってみたいっていう好奇心から入館することに決めました。
受付のお婆さんにお金を支払い入場すると、館内は薄暗くて小汚い雰囲気で、座席数は30席程の小さな劇場です。
館内には10人も入っておらず、みんな40歳以降の中年客ばかり。もちろん女性は1人もいません。
ガラガラだったこともあり、前方の真ん中の席に座りました。
5本立てで、不倫・旅館・人妻とかザ・ポルノ座的なラインナップ。そそくさとトイレに行く人が多かったのが印象的ですw
謎のオッサン
疲労と睡魔で朦朧としながらスクリーンを見ていると、隣に謎のオッサンが座ってきました。
「あれ、もうそんな混んだの?」と周りを見渡すと館内はガラガラ。
「わざわざ隣に座るなよー」っと思いつつスクリーンに視線を戻します。
少しすると隣のオッサンは席から去りました。
「よかったーどっかいった!」と安堵する矢先、他のオッサンが横に座ってきました。
「え、また?」っとドキッとする。しかも今度のおっさんはスクリーンなど見ずに、僕の顔を覗き込むように凝視してきます。
怖いんでもちろん視線を合わせず、スクリーンに集中します。
緊迫した雰囲気。
微動だにできませんが、館内は喘ぎ声が響きわたるシュールな状況でした。
時間にして5分。凝視された後に、何もせずにオッサンは去って行きました。このような出来事が、友達を含め何回か繰り返した後に劇場を後にしました。
気味が悪かったんで、ケータイでポルノ座の名前でググってみると、、、
ハッテン場でしたw
そう!ゲイが相手を求めて館内を彷徨っていたのです!隣に座って顔を覗き込むオッサンは誘っていたんです!
トイレに駆け込む人が多かったのは、自慰ではなく性交渉をしに行っていたのかもしれません。
もしあの時、目を合わせていたら。もしあの時、何も知らずトイレに行っていたら。そう考えると寒気が止まりません。
何かあったかもしれないし、何かに目覚めていたかもしれません。
その日は、疲れたので劇場から出てすぐお家に帰りました。それ以降、ポルノ座に足を運ぶことはありませんでした。
※直接誘われていた訳ではないので、あくまでも推測の話です。
まとめ
知らず知らずのうちにハッテン場に行くとドキッとします。19歳のピュアな僕は、背筋に悪寒が走りました。変なところに行く際、ノンケの人はハッテン場情報を調べておくといいかもしれません。
ちなみに、温泉や銭湯などの温浴施設でロッカーキーを足首につける人はゲイのサインと言われています。右足首が【攻め】で、左足首が【受け】のサインなので温浴施設に行く際は気をつけてください。
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