堀江貴文著作『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』は、悩める若者必読の一冊


ホリエモンこと堀江貴文さん。最近マイブームですwこれまでは仕事が出来て、ちょっと前に逮捕された小太りのおっさん的なイメージしかなかったけど、キンドルで『君がオヤジになる前に』を読んだときに「こいつはヤバい!」的な衝撃を受けた気がする。

それ以降、YOUTUBEで『ブログでは言えない話』を作業中にひたすら聞いちゃてます。(寺田有希さんかわいい)


そんな感じで生活してたら、ソーシャルアパートメントの住人が『ゼロ』を持っていたので借りて一瞬で読み終わった。

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内容

誰もが最初は「ゼロ」からスタートする。
失敗しても、またゼロに戻るだけだ。
決してマイナスにはならない。
だから、一歩を踏み出すことを恐れず、前へ進もう。

堀江貴文はなぜ、逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか?
ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏がはじめて素直に、ありのままの心で語る、「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について。

【本書の主な目次】
第0章 それでも僕は働きたい
第1章 働きなさい、と母は言った──仕事との出会い
第2章 仕事を選び、自分を選ぶ──迷い、そして選択
第3章 カネのために働くのか?──「もらう」から「稼ぐ」へ
第4章 自立の先にあるつながり──孤独と向き合う強さ
第5章 僕が働くほんとうの理由──未来には希望しかない
おわりに

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家族の話や学生時代の昔話、刑務所の話、仕事の話とか色々書かれています。ホリエモンのイメージが冷酷非道な効率人間みたいな感じだったけど、読後に思う感想は人間味溢れてるなーって感じだった。グサグサと心に響く言葉がてんこ盛りなんで読書メモとして一部紹介します。

 

受験勉強が無駄だとはまったく思わない。
無駄に終わる知識はあるかもしれないが、周囲の大人を説得し、自分で自分の道を切りひらく最強のツールは、勉強なのだ。

 

 隠すことでもないだろう。ぼくは無類の寂しがり屋だ。よく「ひとりになれる時間が必要だ」とか「誰にも邪魔されない時間を持とう」といった話を耳にするけど、その気持ちがまったく理解できない。これまでの人生で、「ひとりになりたい」と思ったことがないのだ。

 

経験とは、時間が与えてくれるものではない。
だらだらと無駄な時間を過ごしたところで、なんの経験も得られない。
何かを待つのではなく、自らが小さな勇気を振り絞り、自らの意思で一歩前に踏み出すこと。経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていくのである。

 

 失敗して失うものなんて、たかが知れている。なによりも危険なのは、失うことを恐れるあまり、一歩も前に踏み出せなくなることだ。これは経験者として、強く訴えておきたい。

 

あなたはいま、働くことを「なにかを我慢すること」だと思っていないだろうか?
そして給料のことを「我慢と引き換えに受け取れる対価」だお思っていないだろうか?もしそうだとしたら、人生はねずみ色だ。我慢に我慢を重ね、耐え忍んだ対価として当然だろう。人生の中で、仕事はもっとも多くの時間を投じるもののひとつだ。そこを我慢の時間にしてしまうのは、どう考えても間違っている。

 

多くのビジネスマンは、自らの「労働」をお金に換えているのではなく、そこに費やす「時間」をお金に換えているのだ。

プライベートを削ってまで自らの時間を差し出すとなれば、仕事に縛られ、お金に縛られている感覚が強くなるのは当然だろう。これは「労働」の代わりに「時間」を提供する人にとって、永遠について回る課題である。

 

お金を「もらう」だけの仕事を、お金を「稼ぐ」仕事に変えていこう。儲けるために働くのではなく、お金から自由になるために働こう。

 

これからの時代を生きるためには、「お金」ではなく、自らの「信用」に投資することが求められている。ほんとうに困ったとき、人生の崖っぷちに追い込まれたとき、失敗してゼロに戻ったとき、あなたを救ってくれるのはお金ではなく、信用なのだ。

 

 突き抜けられる人と、そうでない人の違いは、次の一点に尽きる。物事を「できない理由」から考えるのか、それとも「できる理由」から考えるのか。

 

タイム・イズ・マネーという言葉は間違っている。お金なら増やすことも可能だ。しかし時間だけは誰にも増やすことができない。まさしく有限の「命そのもの」であり、タイム・イズ・ライフなのである。

 

「飽きっぽさ」と「惚れっぽさ」はコインの裏表のような関係にある。すぐに飽きる人は、別のなにかにすぐ惚れる。好奇心をむき出しで、さまざまなジャンルにチャレンジができる。ひとつの専門に縛られることなく、より多くの人と出会い、より多くの知見を広めることができる。これは僕の飽きっぽさ(惚れっぽさ)がもたらしてくれた財産だ。

 

物事の出発点は「掛け算」ではなく、必ず「足し算」でなければならない。まずはゼロとしての自分に、小さなイチを足す。小さく地道な一歩を踏み出す。ほんとうの成功とは、そこから始まるのだ

 

まとめ

転職や今後の人生どうするかと悩んでる人に是非読んでほしい一冊。勇気を出して一歩を踏み出し、イチを足していく生き方をしていこうとポジティブに思えます。

本を借りておいてなんだけど、線引いたり折ったりできないって不便wまた読みたくなったらキンドルで買おうっと。